スペシャルインタビュー 山﨑友也 02|ハイクオリティなオリジナル写真集・作品集制作の【art+books|アートブックス】


INTERVIEW

写真家

山﨑 友也photographer / Yuya YAMASAKI

写真集「わたらせ」販売記念スペシャルインタビュー 02/03


■今回の写真集「わたらせ」について

―今回なぜこのテーマなのかを教えてください。

単純に、この鉄道が好きなんですよ。よく撮りにいっています。

―写真集「わたらせ」について、どのような想いで取り組まれましたか?

花、人、風土。僕が思っている「わたらせ」のイメージをメインテーマに構成しました。
鉄道カメラマンって、車で行くことが多いので鉄道に乗る人が少ないのですが 僕は乗るようにしているんです。乗らないとその鉄道の良さはわからない。
乗って、地元の人と触れ合ったりしないとね。
僕はどんな車両でもいいんです、車両に愛着がわくタイプではないんですよ(秘・笑)。 電車好きな人は「特定の車両」を撮りにいくじゃないですか。この車両じゃなきゃダメ、と。 僕はなんでもいい。なんなら電車が来なくたっていいタイプ(笑)。
写真集を作ろう、となった時、自分の中でテーマが決まっていたので写真は比較的早く 選択できましたね。タイトル入れて、コラム的な感じにして、と。

―山﨑さんの写真集は過去のものを振りかえってみてもコラムがあることが多いですよね。

ほんとだ、言われてみるとそうですね。あまり意識してないですが、実は絵解きが好きではないんですよ、僕。これはどんな時にとったこういう写真です、っていうより単純明快な写真が好き。だから写真集にするときは、自分の想いを入れてみようかな、という感じでコラム入れていますね。

―作品制作にあたり、気を付けているポイントや拘りはありますか?

良い意味で、どこかで諦めること。そうでないと、永遠に作品制作が終わらない(笑)

―制作終盤に弾丸日程で撮影に行かれましたよね。

本当にギリギリに(笑)撮りに行ってよかったです。より良く仕上がった。